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【難易度中】ブレーキパッド/シュー交換

ブレーキは「重要保安部品」として、整備等は有資格者(国家資格整備士)が行わなければならないとされています。

ただ、それは利益を得る業務として他人の車両を整備する場合であって、ユーザー自身が自分の車両の整備をした場合「それが原因で事故が起こらない限り」は問題ないといえます。

では、もしユーザー整備が原因で事故が起こった場合は?

裁判等になった場合には不利な証拠として取り上げられ、責任を問われることになります。

このあたりはしっかり理解したうえで、自己責任のもとに作業してください。

ブレーキ種類

一言でブレーキといっても、色々な種類があります。

大きくわけて、ディスクブレーキとドラムブレーキがあります。

さらに細分すると、ディスクブレーキには対抗/片押しの違いとピストン数(1~8)の違い

ドラムブレーキにはリーディング/トレーリングといった機構と、その組み合わせの違いがあります。

ここでは一番一般的な、片押し2ポッド(2ピストン)のディスクブレーキの、車種を特定しない一般論について記述します。

頻度

パッドの銘柄、人それぞれの走り方やブレーキの使い方のクセ等により大幅に差がでますので、これといった目安はありません。

パッドの残りが3mmほどになったら交換しましょう。

それくらいの残量になると、通常の効きもだいぶ落ちていますし、さらに減るとブレーキローターに損傷を与えることとなります。

用意するもの

この段階になると、車載工具のオープンレンチ(スパナ)での確実な作業は無理です。

とはいえ、しっかりトルクのかけられる形状のメガネレンチやソケットであれば、ホームセンターの安売りセットレベルでもOKです。

  1. 新しいパッド
  2. レンチ類 (多くの車種で、12mm~14mm または 六角レンチの 6mm~8mm くらい)
  3. ブレーキグリス
  4. ピストン戻しツール (ウォーターポンププライヤー等で代用は可能)
  5. ブレーキクリーナー (パーツクリーナーでも可)
  6. ウェス等

手順

  1. キャリパサポートへのキャリパの固定を緩める(通常上下2箇所)
  2. 下側のボルト(スライドピン)のみ抜く
  3. 上側のボルト(スライドピン)を支点にキャリパを跳ね上げる
  4. パッドを取り外す
  5. 古いパッドから鳴き止めシムを外す
  6. 鳴き止めシムおよびキャリパをブレーキクリーナーで洗浄
  7. 鳴き止めシムのパッド当たり面と、ピストンの当たり面にブレーキグリスを塗布して、新しいパッドに取り付け
  8. .キャリパのピストンを戻す(パッドが新しく厚くなるぶん)
  9. 古いパッドと同様に、新しいパッドをキャリパサポートに置く
  10. 跳ね上げてあったキャリパを被せる
  11. 下側のボルトを取り付け、上側と均等に締め付ける
  12. 押し込んだピストンがパッドを押せるまでブレーキレバーをポンプする。

慣れてきたときのオプション作業

  • パッドの面とり (パッド面の角を落とすことによって、さらに鳴きにくく)
  • スライドピンのグリスアップ
  • ピストン揉み (ピストンにブレーキグリスを塗布して、何度か一杯に出入りさせる)